1958-03-13 第28回国会 衆議院 社会労働委員会 第21号
従いましてこれを片一方に病院向き、片一方は診療所向きというふうなやり方にいたしますれば、むしろ非常に窮屈になりまして実情に即さないのではあるまいか、こういうふうな考え方をいたしておるわけでございます。
従いましてこれを片一方に病院向き、片一方は診療所向きというふうなやり方にいたしますれば、むしろ非常に窮屈になりまして実情に即さないのではあるまいか、こういうふうな考え方をいたしておるわけでございます。
○長谷川(保)委員 おのずからそこに、甲表、乙表をお作りになったのにはいろいろな理由もありましょうけれども、片一方は病院向き、片一方は診療所向きというお考えもあったのではないかということを、私は表を拝見いたしまして考えておるのでありますけれども、時間もありませんからこまかくは次に伺うといたしまして、今の保険局長のお話に、国立病院というものの特殊性というようなお話もありましたが、医務局長にお伺いしたいのですが
それからなおお話の中に、乙表は私的医療機関向き、甲表は病院向きといいますか、公的医療機関向きというふうに言っておるがということでございますが、そういうふうにしたらいいじゃないかという御意見も一部に私聞いておるのでございますが、私どもの案はそうではございません。病院の中でも甲表にいく医療機関も、乙表にいく医療機関もある。
甲表は病院向きだ、乙表は一般診療所向きだ、こういうことをまことしやかに言っているけれども、実際は甲表が合理的であって進歩的なんだ、こう言う。そうすると、乙表は旧式であって不合理的であって、内容も、つまりこの診療報酬制度の内容が不合理的だということは、すなわち医療そのものもどうかすると怪しいぞと、この乙表を使うものは。甲表を使うものの方は、非常に合理的な医療か行われるのだ、しかも病院向きだと。
前回の新医療費体系のときの点数から見ると、それから入院料がぐっとふえた、なるほど病院向きでそういう点は相当点数がふえておりますね。しかしながら、その他の点については大差ないように思いますが、著しく点数がふえたのは、こういう点が前回われわれも攻撃した一人ですが、指摘した一人ですが、そういうような程度ですか。大体手術料等はあまり大差ないのでしょう、前回と。
それは甲表は病院向きですよ、それは無床診療所が入院費にこんなたくさんの点数をつけてもらうのは有利だからといって甲表に走ったからといって無理じゃないでしょう。一応病院向きにできておりますが、しかしながら、政府としては、先ほど高田保険局長が御説明になったように、でき得れば甲表にしていきたいと思うがと、それが方針でしょう。甲表の方を採用してもらいたいというのがあなたの腹でしょう。
○堀木国務大臣 きょうの新聞を見ますと、甲案は病院向きである、乙案は開業医向きである、どうも厚生官僚分裂を策しているなんという、私ども考えもしないようなことが考え得るようななにに出ておりますが、実際は診療機関の特殊性に応じて、両方どっちでもおとり下さい、こういうのであって、でありますから病院でなくても甲案をとり得る、とる方がその医療機関としては適当だという分もあると思うのです。
大病院向きの包装もあれば中、小病院向きの包装もあり、それから個人向きの包装と、一応そういう現実に買う方の便宜というものも考えてできておるわけであります。でありますから、一律にあの丁寧なやり方は要らぬじゃないかということも極論であろうかと思います。大病院におきましても、それぞれ限度があって、病院向きの包装があることも考えなければなりません。また個人にしましても、もちろんそうでございます。